平安時代の姿のまま残る世界遺産「観自在王院跡」

平安時代の姿のまま残る世界遺産「観自在王院跡」

世界遺産である平泉。
その資産名は「 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 」ということで、中尊寺ひとつではないのです。
中尊寺が有名なので中尊寺だけかと思っていました。

その平泉の世界遺産5つ見てきたのでレポります!
毛越寺のお隣にある「観自在王院跡」です。

なんと現在は公園になっています。
世界遺産の公園て、すごい。
近所の小学生たちが野球してたり、犬の散歩してる人がいました。世界遺産で!

観自在王院跡ってなに?

奥州藤原家2代目の基衡が「毛越寺」を建立しましたが、この観自在王院はその奥さんがつくったもの。
平安時代当時の庭園が完璧な姿で残る貴重な遺構となっています。

旦那さんのお寺の隣に建てるなんて、とっても仲良しだったのかしら。
お隣なので、毛越寺側にも案内の看板がたってました。

この案内板の柵の向こう側が観自在王院跡。

舞鶴が池

見るべきポイントはなんといってもこの美しい池。

舞鶴が池といいます。
名前も美しい。
平面で見ると鶴が舞っているように見えることからその名がついたとか。Googleアースで見てみました。

おおーー。なんとなくわかる。
なんかこーゆー感性、女性ぽい。
でも、どうして当時の人が上空から見た平面の形を知れたのでしょうか。

お隣どうし

旦那さんの建てた毛越寺とお隣同士。
仲良しって感じです

倉町遺跡

公園の向かいはこんなものがありました

柱の穴の部分には木が植えられていました

この辺りは栄えていたのかな~~

平泉小学校

向かいにある小学校。

景観に配慮してなのか、めちゃかっこいい小学校!

まとめ

世界遺産となる貴重な庭園がなんと普通の公園だったのにはびっくりでした。
意外と広くて奥まではいけませんでしたが、庭園の美しさはわかりました!

奥さんが作ったというだけあり、毛越寺よりは繊細で女性らしいと思いました。
隣にあるなんて仲良し夫婦って感じで、いいなぁ。
2代目は家督争いはあったものの、平泉の歴史の中では平和な時期だったのではないでしょうか。

 

奥州藤原家2代目のお話はこちらから

中尊寺に行く前に読んでおこう!奥州藤原氏を簡単に解説します②

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平泉世界遺産まとめ

施設情報

通年無料開放です。公園です。

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