平泉仏国土の象徴 世界遺産【金鶏山】

平泉仏国土の象徴 世界遺産【金鶏山】

世界遺産である平泉。
その資産名は「 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 」ということで、中尊寺ひとつではないのです。
中尊寺が有名なので中尊寺だけかと思っていました。

その平泉の世界遺産5つ見てきたのでレポります!
今回は平泉の中心にある「金鶏山」です。

この奥に見えるのが金鶏山。

金鶏山ってどんなところ?

金鶏山は、平泉を守るため秀衡が一晩で築いた人工の山だと伝えられています。 平泉のまちづくりの基準となった山でした

中尊寺と毛越寺のほぼ中間に位置する都市平泉の空間設計の基準となった信仰の山である。奥州藤原氏3代秀衡が、宇治の平等院を模して建立した無量光院の西側に一晩で築かせたとの伝説が残る。名称は山頂に雄雌一対の金の鶏を埋めたことにちなむと伝わる。標高は98.6m。

Wikipediaより抜粋

色んな伝説があり、なかでも金の鶏を埋めたことが有名。昭和5年にその金の鶏を目当てに盗掘があり、その際にいろいろ出土されたそうです。
代々お経を埋めた経塚山だったことが判明してますが、金の鶏は未だ出土されていません。

なんかロマンがあるね~~!徳川埋蔵金的な!?

奥の細道にも登場

「秀衡が跡は田野となりて、金鶏山のみ形を残す」と「奥の細道」に記しています。
平泉は行く先々で芭蕉も訪れていますね。

義経妻子のお墓

98mという小さな山ですが、登山口に義経妻子のお墓があるそうです。

経塚

山頂には経塚が。

ここが昔掘り起こされた場所なのかな~~

まとめ

今回の旅行では金鶏山への入山はしませんでしたが、中尊寺や毛越寺、無量光院跡などの史跡のどこからでも見ることができました。
無量光院とセットになっていて、無量光院から見ると春分、秋分の日には金鶏山の真上に太陽が沈むそうです。

今でも残る秀衡の作ったものの一つ。
当時の平泉はどんな街だったのか気になります。

無量光院跡から望む金鶏山。

施設情報

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