青の洞窟！？日本３大鍾乳洞のひとつ！龍泉洞の美しい地底湖

日本3大鍾乳洞のひとつ、岩手県にある龍泉洞に行ってきました。

日本にはこんなに鍾乳洞があるんですね。
沖縄の玉泉洞しか知りませんでした・・無知な私・・

龍泉洞ってどんなところ？

龍泉洞は日本三大鍾乳洞の一つとされ、また洞内に棲むコウモリと共に国の天然記念物に指定されています。
洞内総延長は知られている所で4,088mで、そのうち700mが公開中。 見つかっている地底湖は8つで、そのうち3つが公開中。 現在も調査が継続中で未知の部分もまだまだ多く、総延長は5,000m以上ではないかと言われています。

公式HPより抜粋

地底湖のある鍾乳洞ということです。
その地底湖が美しいんだとか。

ではチケットを購入します！

こちらの券売機で購入。

洞窟マップ

洞窟内は見所いっぱいです！

272段の階段！？体力に自信のない方は折り返せ！？
果たして出口にたどり着けるのか！！
しっかりスニーカー履いてきました！

ではいざ！

こちらが入り口です。
チケットを見せ、入ります。

写真多いです！

洞窟内部紹介！

百聞廊下

一歩入ると外の空気とガラッと変わり、ひんやりと冷たい空気に。
洞窟内は常時10度前後だそうです。

洞窟の奥へ向かって続くこの直線的な通路は、断層に沿って形成されました。昔、龍が通ってこの細長い道ができたという逸話もあります。
龍泉洞が現在の様に観光地として開発されていなかった頃には、若者たちが松明をかざし、舟を漕ぎ、洞窟奥の上流へ探検した出発地点でした。

今は廊下があって歩けますが、昔は船で探検したんですねー。
頭上にある屋根のような板？は、上から滴る水滴が頭に落ちないようにするものです。
ライトアップがきれいでずるい！

長命の淵

百聞廊下ゾーンにあります。

一口飲むと3年長生きするとか・・・
とにかく水がきれい！！透明度100mくらいあるんじゃないか。

廊下の下もずっと水が流れています。

すごーーい！

蝙蝠穴

龍泉洞の中にはウサギコウモリをはじめとした５種類のコウモリが生息しています。１つの洞内に５種類ものこうもりが生息しているのは、日本でも珍しいとされています。この穴の奥には、そんなコウモリたちがおびただしい数住んでいます。

冬は冬眠してるのでそこら中にとまってるコウモリがいるらしいです。
この日は、この穴に2匹のコウモリがいました。

わかるかな～～。シルエットのみ見えました。

龍の淵

この写真、わかりずら・・
龍の頭の形に似ているのですが、この角度の写真だとわかりにくい・・
ぜひ現地で本物を見てください！

龍宮の門

百聞廊下の先は狭く低くなっていきます。頭上注意の看板が至るところにありました。
その中でもひときわ低く狭いこの門、龍が通ったと言われる場所だそうです。

ここを抜けると広い空間に出ます。

月宮殿

狭くて細長い百聞廊下を抜けると、広い月宮殿にでます。
ライトアップされ、とっても幻想的。

洞穴ビーナス

まるで女性の形をした鍾乳石。
額縁でより分かりやすくなってます。

亀岩

亀の形をした岩。
右が顔かな？

地蔵岩

赤い帽子をかぶってるのでわかりやすい！

守り獅子

これはわかりやすく撮れたような気がしますが、どうでしょう、獅子にみえますか？

ハートスポット

うーん、ハートっぽいかなぁ。わからん・・

音無しの滝

これらの岩を見ながら月宮殿を抜けると、地底湖出現！！

第一地底湖

わかりますかね！？
水中にライトが入ってて、水の中が見えるのです。
水深35m。底まで見えそう。ものすごい透明度。これはすごい！！！

第二地底湖

こちらは水深38m。これまた美しい・・
外の世界とは本当に別世界です。

第三地底湖

こちらは水深98m！！！
こんな山奥の洞窟の奥にこんな地底湖があろうとは。
ここまで見に来れるよう観光化した人たち、すごすぎる！！！
底は見えそうで見えませんでした。

ここが洞窟の終点ですが、この先にも洞窟は広がっており、地底湖もいくつかあるのだとか。
自然の神秘。すごいです。

第三地底湖の先にこのような看板が。
これは登るしかない！！

階段がめちゃくちゃ急！！！

途中、第一地底湖が見えました。

第一地底湖展望台

わかりにくいですが、上から撮った写真。
高いのが苦手な方は注意！！

そして階段を上りきりました！

三腹峠

一番高いところまで登った証です！

そして階段を下ります。

こわっ！！！
足元注意！！！

そして来た道を戻って終わりです。

その行程、およそ40分！

園内スポット

龍泉洞の水が飲める！

出入口付近に、龍泉洞の水が汲める場所があります。

冷たくて美味しい！
市販のミネラルウォーターよりも硬い感じですが、気になるほどではありません。
ミネラル、カルシウムたっぷりの天然水♪

ペットボトルにも汲みました♪

これで旅行中の喉も潤う！

抜群の透明度だったあの水を飲めるとは。

お土産屋さん

側にはお土産屋さんや飲食店もありました。
お土産には龍泉洞の水や龍泉洞の水で作られた化粧水。
そして龍泉洞グッズ。

サイダーもある！

お食事処

メニューはこんな感じ

ここでまさかのホルモン！？
なぜ炭鉱の側ってホルモンが人気なんだろ。
秩父もそうだったよね。

秩父ホルモン屋5選！実際に食べたレポ＠一番館

観光地なら岩手っぽいわんこそばとか冷麺とか扱ってるのかと思った。
観光客に媚びてないから逆に美味しいかもしれん！！

龍泉洞へ行く際の注意点

・一年を通してひんやりしてるので、夏に行くなら上着を持って行った方がいいです！
・足元は整備されていますが、濡れてるし階段もあるので運動靴で！
・雨の日は洞窟に雨水がしみ込み、ぽたぽたと雫が落ちてくるそうです。合羽などの貸し出しはないので注意！
・増水時は閉洞となります。事前に調べてから行きましょう！

まとめ

思っていたよりめちゃくちゃ楽しかった！
暗い洞窟の中にあんなにきれいな青い湖があるなんて・・
美しくて感動！
最初の足元の水に喜んでた自分が恥ずかしくなりました。
ライトアップも美しかったし、上まで上がれるのも大変だったけど楽しかった。
行って良かったです！

それから、奥にはまだまだ地底湖や洞窟が続いていて、調査中ってのが妄想を膨らませてくれました。
さすが日本三大鍾乳洞。私の想像をはるかに超える自然の偉大さがそこにありました。

施設情報