長崎に行く前に読んでおこう!潜伏キリシタンの悲しい歴史を漫画にしてまとめました③

長崎に行く前に読んでおこう!潜伏キリシタンの悲しい歴史を漫画にしてまとめました③
前回の記事の続きです。
前回、前々回の記事はこちらからご覧ください。

ペリー来航

ペリーが来航し、日本の時代が動きます。
キリシタンたちの時代も激動の時代へ突入。
なんとなんと天主堂が建てられ、本物の神父様が日本にやってきたということでキリシタンたちはめちゃくちゃテンションがあがったのでしょう。
禁教中にも関わらず信仰を告白しちゃいます。
江戸が終わり明治になっても禁教は続きますがそんなのおかまいなし。

崩れ

崩れとは検挙の事。
テンションが上がりまくっていた浦上のキリシタンたち。
そりゃそうだよ、近所にめちゃくちゃ立派な教会が建っちゃったんだもの。
当時は人がなくなると仏式でお寺で埋葬するしきたりだったけど、届け出ずに勝手に火葬したりお寺と絶縁したりして強気になってしまったのね・・
そのせいで弾圧も強く行うしかなかったのかな。
余談ですが、梨泰院の雑踏事故を受け、私はこの五島列島の弾圧を思い浮かべました。
背の低い人や子供は立ったまま圧死・・まさに梨泰院。
拷問レベルの事故だったことがわかります。事故で亡くなった方のご冥福を祈ります。

明治時代に解禁!

流刑は外国ではかなり悪いイメージだったそうです。
処刑や磔にしないだけマシだろうと思っていたのは日本人だけ。それも上層部の日本人だけ。
晴れて自由に!という感じではなかったようです。
時代は戦争の時代となり、キリシタンも仏教徒も神道優先となってしまいました。
信仰の自由はあれど、みんな日本人には違いないものね。

この頃建てられた教会が世界遺産になっています。

昭和の時代

ここにきてようやく信仰の自由が。
これってめちゃくちゃ最近じゃない!?びっくりなんだけど!!!

まとめ

キリシタンの歴史が想像以上に過酷で辛すぎて悲しすぎました。
教科書では歴史の表面だけさらりと学ぶけど、視点を変えるとこんなに深くて悲しい。
政治と宗教は切っても切れないものだなぁと考えさせられました。

この歴史を知らずして世界遺産に挑めるでしょうか!?
勉強してから観光に行ってほんとうに良かったです。
私の勉強の備忘録ですが、長崎旅行に行く誰かのお役に立てればなと思います。

史実など間違っていたらコメントにお願いします。
できる限り修正していきます。

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