美しき自然のアート。三十槌の氷柱

美しき自然のアート。三十槌の氷柱

秩父の山奥に【三十槌の氷柱】というものがあるのがご存じでしょうか。
寒さが作った天然のつららなのですが、これがすごいっ!
すごすぎてライトアップされ、観光地となっているすごいつららです。

三十槌の氷柱っなに?

奥秩父の冬の名勝「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」は、岩肌にしみでる湧水が創り上げる高さ約8m、幅約30mにもなる大規模な氷のオブジェです。
天然の氷柱のため毎年、姿も変わります。
荒川源流の大自然の中にできあがるこの氷柱は1年で最も寒さの厳しい1月中旬から2月中旬までご覧いただけます。
また、ライトアップにより昼と夜で全く違った風景をお楽しみいただけます。
※氷柱は天候や気温などで条件が変わる場合もございますので、ご了承ください。

秩父観光協会HPより抜粋

自然が作り出す巨大なアート。
これを知った時から、見に行ってみたいな~と思ってました。

ナビの目的地に注意!

三十槌の氷柱のある川の両側に駐車場がありますが、目指すのは絶対に北側の【ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場】側の方がおすすめ。
私は南側の【つちうちキャンプ場】から行ったのですが、傾斜のきつい坂が多い!駐車場から10分ほどかかる。
北側の駐車場からは階段を降りてすぐでした・・・
料金はどちらも同じ500円です。

↓ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場の駐車場。
こちらは整備されててきれい。

つちうちキャンプ場

つちうちキャンプ場に到着。
夏はキャンプ場、冬は三十槌の氷柱の駐車場となるわけですね。

オートキャンプサイトもありますが、ロッジが多い。
斜面にたくさんのロッジがありました。

つちうちキャンプ場から三十槌の氷柱までは徒歩10分くらい。
ずっと下りです。
これ帰りはずっと登りってことよね・・ww

この急斜面を降りたら河原に出ます。

これ凍結してたら危ないだろうなぁ!!
河原に降りたら橋を渡り中州を歩きます

三十槌の氷柱のために作られてるようです!

対岸へ渡ったら対岸の駐車場の降り口と合流。
いよいよ氷柱とご対面です!

これが三十槌の氷柱だ

おおーーっ!

なんでここだけ?

そこから岩清水が染み出していて、それが凍っているらしいです。

天然と人工

こんな表示が!!

人工ゾーン!!!

人工氷柱

人工つららは、崖に水を流して凍らせたもの。

これはすごい!

高い場所から大きな氷柱がたくさんできています。

時々パラパラと氷が落ちてきて、危ないけど近寄れないように対岸から見れるようになっています。

人工なんてーと思ったけど、人工の方が大きくてダイナミック!
そして何より川がきれい。

三十槌の氷柱マップ

夜間はライトアップもあり、とっても綺麗!

参考写真

でもこれ見に行くのに足元危なそう!笑

氷柱展望台

氷柱の対岸には展望台と売店、カフェがありました。展望台からの氷柱

木々で見えにくいですが、はじの方まで行くと開けててよく見えます。

素敵テラス。
ここは駐車場になってますが、夏はきっとキャンプ場のテントサイトなんだろうなーって感じです。

ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場

展望台もウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場内です。
こちらの駐車場には売店がありました。

気になったのはこれ・・

みそポテト。
ポテトに味噌がかかってるみたい。
食べてる人いた。私はいちご狩りでお腹がいっぱいだったので食べませんでした。
いつか食べる日がくるかな?

囲炉裏があったり

トイレもおしゃれ

再入場

つちうちキャンプ場から対岸のウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場に来たので、戻るときは三十槌の氷柱へ再入場となります。

再入場はチケットを見せればどちらも行き来可能です。

この手作り感・・いいね!

また川を渡って傾斜を登り、(これがきつかったw)つちうちキャンプ場の駐車場へと戻ります。

つちうちキャンプ場側に停めるメリット

ここまで散々ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場ばかり褒めましたが、つちうちキャンプ場へ停めるメリットもありました。

・つちうちキャンプ場の大きな氷柱が見れる!
・川が近くで見れる!
・観光協会が作ったであろう、多分この時期だけの川の中州を歩ける!

です!

これは案内図には載ってなく、ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場に停めてたら気づかずに通り過ぎていたでしょう。
なのでつちうちキャンプ場に停めたからこそ知れた情報!
もちろんウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場に停めても見に行くことは可能です。
この記事を読んでウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場に停めた方も、ぜひ対岸まで行ってみてください。

キャンプ場の大きな氷柱

つちうちキャンプ場から川に降りてくると、キャンプ場からの水を流している場所に出るのですが、そこも氷柱がすごいんです。
まず初めにここでびっくりしました!

写真右上に水道管?があるのですが、そこから出たであろう水がまるごと凍ってる!!
これもすごい!
これは案内図にはないので、つちうちキャンプ場へ車を停めないと気づきませんでした。

川が近くで見れる

ここは荒川なんですが、ものすごくきれい!!
透き通ってるし、青い。
綺麗な川を間近で見られます。

三十槌の氷柱は川の近くに近寄れません。
なので川を間近で見られるのはもっと手前!

観光協会が作ったであろう、多分この時期だけの川の中州を歩ける!

つちうちキャンプ場側から三十槌の氷柱を見るために対岸へ渡れるように橋がかかり、中州が作られています。
これも歩くのはつちうちキャンプ場側に車を停めた人だけ。
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場側に車を停めた人は歩く必要もないので。
でも、誰でも歩くことはできます。気づかないだけで。

夏もこのままなのかな~?
こんなに川が近いキャンプ場、いいですね。
どちらのキャンプ場も来てみたい!

オートキャンプならウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場、ロッジならつちうちキャンプ場。
つちうちキャンプ場にももちろんオートキャンプサイトあります。
それに、露天風呂があった!(冬は凍結のため使用できませんが)

まとめ

ずっと行きたいな~と思ってた三十槌の氷柱。
秩父は遠かったけど、楽しめました!
駐車場は絶対にウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場の方がいいですが、つちうちキャンプ場側まで歩いて行った方がいいです。
ただ、ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場の駐車場の方が混んでる可能性もありますね。

氷柱が石清水の湧き出る場所にしかないのも不思議で面白かった。
人工的に作った氷柱も、迫力満点で見事!
ライトアップの時間までいられませんでしたが、ライトアップも見たかったな~~
一見の価値ありと思います。

 

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施設情報

名称 三十槌の氷柱
場所 〒369-1901 埼玉県秩父市大滝4066
カーナビご利用の場合は、秩父市・大滝総合支所の住所をご利用下さい。
大滝総合支所 「埼玉県秩父市大滝4058」
開催日 1月中旬から2月中旬
駐車場 民間有料駐車場(※民間有料駐車場しかありません)
料金:普通車500円
お問い合わせ (一社)秩父観光協会大滝支部
0494-55-0707

2023年開催情報

開催期間 令和5年2月23日まで 8:30-17:00
ライトアップ 17:00-19:00 土日祝は20:00まで
入場料 大人(中学生以上)200円 子供(小学生以上)100円


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