岩手の名桜【石割桜】見てきた！

盛岡駅から車で約8分。
徒歩だと23分の場所にある【石割桜】
盛岡の地方裁判所内にあります。

なんと岩から桜が突き出ているんだとか。

たまたま通りがかってなんだあれ！ってなったのでレポります。

石割桜ってどんな桜

巨大な花崗岩の岩の狭い割れ目から突き出た樹高11.0メートル、樹齢が350~400年といわれるエドヒガンザクラ樹です。

この桜は盛岡の地方裁判所内にあるのですが、元々、この敷地は南部藩（盛岡藩）主の分家である家老、北監物の屋敷跡の庭園にあたり、庭石の割れ目に桜の種が飛んできて芽を出し、成長とともに石の割れ目を押し広げていったものといわれています。

明治の頃には『桜雲石』とも呼ぼれており、伝承では庭石の割れ目は落雷によりできたものとされています。

1923年（大正12年）には国の天然記念物として指定。
しかし、1932年（昭和7年）に盛岡地方裁判所が火災に見舞われ、その時に石割桜も北側の一部が焼けるという災難に遭いましたが、幸いにも全焼を免れ、翌春には再び花を咲かせました。

その火災の折、庭師である藤村治太郎氏が身につけていたはんてんを水で濡らし、濡れた石で足を滑らせながら口を切るケガをしたものの石割桜を守ったという逸話があります。

2000年（平成12年）頃に50年ぶりに樹木医による本格的な治療が行われましたが、現在もなお綺麗な花を咲かせています。

偶然の奇跡で岩に芽吹き、人間が大事にしてきた桜なんですね。

まだ咲き始めでしたが、咲いてました！
ほんとに岩の間から生えてる！！
そして岩も割れています。
なんか巨大な盆栽みたい。

交通量も多い場所ですが、写真を撮っている人も数名いました。

思ってたより桜も岩も大きい！！！
これは満開の時はすごいだろうなぁ。ものすごい生命の力。エネルギー。
思わずため息がでるほどです。

満開の時期は臨時バスや臨時駐車場もあるみたいです。
事前に調べてから行きましょう！