上高地初心者の私が選んだトレッキング鉄板コース5選と見所紹介

上高地初心者の私が選んだトレッキング鉄板コース5選と見所紹介

アクティブな遊びが大好きなアラフォー女子の秘書です。

上高地へ行くことが決まったので、どんな風にトレッキングするか徹底的に調べました。
初心者の私がわかりやすいようにまとめました!

上高地でのトレッキングモデルコースはいくつかありますが、ここでは上高地を初心者でも楽しめるコースを時間別にして5つ紹介したいと思います。

まずはMAPをみてみましょう!

画像は上高地公式サイトよりお借りいたしました。

バスが停まるのが大正池、河童橋手前のバスターミナル。
バスターミナルを中心に考えます。

  1. 1時間コース(初級)
    大正池~河童橋(復路はバス)
  2. 2時間~2時間半コース(初級)
    河童橋~明神池
  3. 3~4時間コース(中級)
    大正池~河童橋~明神池
  4. 5~6時間コース(上級)
    河童橋~明神池~徳沢
  5. 9~10時間コース(上級)
    河童橋~明神池~徳沢~横尾

これらが代表的なコースになります。
時間はあくまでも徒歩の目安になり、ご飯を食べたり写真を撮ったりぼーっとしたりする時間を考えたらさらに時間に余裕をみたほうがいいでしょう。
そうなると滞在時間によってもコースが変わってきますね。

では、それぞれのポイントの見所を紹介します。

大正池~河童橋

所要時間:1時間

河童橋からスタートするも良し、大正池からスタートするも良しです。

全長約4km、片道約80分。河童橋から大正池までは往復3時間ほど、朝出発すればお昼前には戻ってくることができます。梓川の流れと焼岳を眺めながら進む「梓川コース」と、森林浴しながら木道を歩く「林間コース」の2コースがあり、春のおすすめは後者。木々の命がいっせいに躍動し始める、芽吹きの季節を楽しんでみてはいかがでしょうか。

河童橋をスタートしたら、まず梓川右岸を進みウェストンレリーフを見学。背後には霞沢岳と六百山の眺望が仰げ、絶景のポイントです。田代池より道の所々に立つ木製の解説板を読みつつ、林間コースへ。梓川コースとの分かれ道には、右手にニッコウキスゲ群生地が。苔むした大地に降り注ぐやわらかな陽射しが、贅沢な気分にさせてくれます。田代湿原はレンゲツツジとサギスゲなど、6月中旬~7月上旬まで色とりどりの花々で賑わいます。湿地帯を渡る桟橋を経て、マガモとイワナの待つ大正池を右に眺めたら、もうすぐ大正池バス停。河童橋まで戻るときは、梓川コースを辿ってみてはいかがでしょう。

公式サイトより

大正池

田代湿原

ウエストン園地

春でも新緑でも紅葉でも冬でもよさそう・・
綺麗です!

河童橋~明神池

所要時間:2時間~2時間半

バスターミナルから河童橋、明神池までの往復のコースです。
河童橋から明神池までは梓川を挟んで両岸のコースがあり、右岸コースと左岸コースがあります。
二つのコースはぜんぜん違うのでぜひ両方楽しみたい^^

河童橋から明神まで梓川右岸にのびる、片道1時間ほどの探勝路。自然研究路や、小梨平から上る左岸よりも訪れる人が比較的少なく、のんびり歩けます。河童橋から程なく残雪の前穂、岳沢の胸に迫る風景が満喫でき、出足から期待させてくれます。10分程歩いた岳沢湿原の木道には、サワラやアブラガヤの木々を背景にレンゲツツジの花が咲き乱れ、緑と朱色のコントラストに目を見張るほど。さらに歩みを進めると、原生林のすき間から六百山や穂高の峰々、化粧柳と梓川の美しい姿が望めます。カラマツやハルニレ、シウリザクラの赤い新芽の森を抜けると明神一帯。左に折れ、明神池や明神岳を仰ぎみて河童橋に戻るときは、ヤナギ類の花と新緑がまぶしい梓川左岸を歩いてみませんか。

公式サイトより。

バスターミナル

河童橋

岳沢湿原(梓川右岸)

大正池~河童橋~明神池

所要時間:3~4時間

大正池から河童橋、明神池で引き返し河童橋へ戻るコースです。

登山とまではいかなくとも、上高地の大自然を歩いてたっぷり感じたい人にはオススメのコースです。

明神池

明神橋

河童橋~明神池~徳沢

所要時間:5~6時間

明神池の先の徳沢まで足を伸ばします。
先の槍ヶ岳などへ登山へ行かれる方は徳沢キャンプ場で一泊してから行く方も多いようです。

河童橋から徳沢まで、片道2時間あまり。平坦ながら長距離であるため、体力づくりはもちろん、雨具と歩きやすい靴を備えて行きましょう。晴天には鳥の歌声と梓の瀬音が心地よく響きます。ウグイスやコマドリ、コルリ、キビタキ等の野鳥に出会えるかもしれません。左に明神岳を眺めながら進み、右奥に前穂と北尾根が見えたら、もうすぐハルニレの点在する徳沢園。6月上旬には小梨とニリンソウの花が満開となり、広々とした草原にそよぐ姿を眺めれば、まるでおとぎの国に迷い込んだ気分。河童橋まで気を付けて帰りましょう。前穂高東壁や奥又白谷を望み、河原へ降りればキャンプ場の背後には蝶ケ岳の姿も望めます。迫り来る峰々を眼前に望みながら、喧騒を逃れ上高地の奥座敷・徳沢の大自然に囲まれて有意義な時間を過ごせば、家族や仲間との絆もより深まります。
もちろん徳沢キャンプをベースに涸沢や蝶ヶ岳、槍ヶ岳へと本格的な登山にも大変便利な場所です。

徳沢

河童橋~明神池~徳沢~横尾

所要時間:9~10時間

横尾はもうアルプス登山の入り口。
ここにもキャンプ場が併設されています。
ここで支度を整え、登山に挑むのですねー。
もちろん引き返しても大丈夫。ここまできたら人の手の入っていない雄大な自然に感動する事間違いなしです。

いつかはここから大雪渓を見に行ってみたいなぁ・・・

河童橋から梓川左岸のなだらかな道をゆっくり歩いて約3時間(11km)。明神を過ぎ徳沢を経て、比較的ゆるやかな山道を行くとその先に奥上高地・横尾があります。ここは上高地バスターミナルや賑わう河童橋付近とはひと味違い、静寂に包まれたひときわ美しい場所。めずらしい山野草や鳥たちが出迎えてくれます。
槍ヶ岳へ、涸沢・穂高岳へ、そして蝶ヶ岳から常念へ…横尾は北アルプス登山の起点。心引き締めこれから頂を目指す人、山から下りてきて達成感に浸る人、様々な登山者の思いが交差する場所でもあります。

とても静かで山の雰囲気を感じられる横尾一帯。雪どけ・新緑の頃から初夏にかけて咲く多様な山の花々が私たちの目を楽しませてくれます。ニリンソウといえば明神から徳沢あたりが有名ですが、徳沢を過ぎて横尾までの道端に咲くニリンソウも美しいものです。ニリンソウの季節が過ぎると、エンレイソウやツバメオモト、オドリコソウなど、可憐な花々が順々に競い合うように咲き誇ります。特に横尾山荘付近のイワカガミの群生は見事です。
河童橋から往復約6時間の横尾は、ゆっくりと一日かけて散策をするには最適の場所です。ひっそりと咲く可憐な花々を探しに、ここまで出かけてみませんか。

公式サイトより

横尾

涸沢

まとめ

上高地は乗り入れられる時間が決まっており、5時~19時の間になります。
バスですと始発6時、最終が17時なのでタクシー利用でしたらめいいっぱい14時間滞在可能です。

上高地へのトレッキングは滞在時間を考慮する必要があります。

私は10時~15時くらいの滞在の予定でしたので5時間の滞在時間で、ランチや写真を撮ることを考え、今回紹介した『2時間コース』に決めました。

次回は2時間コースの徹底攻略です。

今回の写真はすべて公式サイトよりお借りしています。
どれもため息がでるほどの素敵な写真。
絵のようですね。

旅行の前に読むカテゴリの最新記事