【2020完全版】サンライズ出雲の予約方法

【2020完全版】サンライズ出雲の予約方法

旅行大好きアラフォー女子、秘書です。
今回は出雲へ行くべく、計画中であります。
出雲行きを調べる中、東京‐出雲間への日本唯一の寝台列車があることが判明!
これは乗らねば!!ということで、さっそく調べました。

今回は寝台特急【サンライズ出雲】の予約方法を徹底攻略いたします!!!

サンライズ出雲とは?

まず初めにサンライズ出雲のご紹介。

サンライズ出雲とは東京から出雲市、または瀬戸まで走る寝台特急であり、出雲市行きをサンライズ出雲、瀬戸行きをサンライズ瀬戸と呼びます。

両車は東京からは連結して走りますが、岡山で別れ、瀬戸と出雲へと行く車両に分かれます。

現在運行する寝台列車としては日本でただひとつ。
絶滅危惧種です。
これは乗らねば損!!

運行区間

運行線区

サンライズ瀬戸

瀬戸大橋線(高松駅~岡山駅間)
山陽本線(岡山駅~姫路駅間)
JR神戸線(姫路駅~大阪駅間)
JR京都線(大阪駅~京都駅間)
琵琶湖線(京都駅~米原駅間)
東海道本線(米原駅~東京駅間)

サンライズ出雲

山陰本線(出雲市駅~米子駅間)
伯備線(米子駅~岡山駅間)
山陽本線(岡山駅~姫路駅間)
JR神戸線(姫路駅~大阪駅間)
JR京都線(大阪駅~京都駅間)
琵琶湖線(京都駅~米原駅間)
東海道本線(米原駅~東京駅間)

車両編成は1~7号車がサンライズ瀬戸、8~14号車がサンライズ出雲となります。
(東京発の場合。東京行の場合は逆になる)

設備、部屋の種類

種類 寝台名 寝台料金 備考
寝台個室
(定員1名)
シングルデラックス 13,980円 A寝台1人用個室
シングルツイン 9,600円 B寝台1人用(2人用)個室
シングル 7,700円 B寝台1人用個室
ソロ 6,600円 B寝台1人用個室
寝台個室
(定員2名)
サンライズツイン 15,400円(2人分) B寝台2人用個室
シングルツイン(補助ベッド使用) 15,100円(2人分) B寝台1人用(2人用)個室
座席 ノビノビ座席 530円(通常期) 普通車指定席(フルフラットのカーペット車

シングルデラックス

シングルデラックスは、サンライズエクスプレスの中では最上級の1人用個室となります。
サンライズエクスプレスでは唯一のA寝台で、床が絨毯敷きになっていたり、掛け布団が毛布ではなく羽毛布団になっていたりします。
そして個室内に洗面台や机があり、アメニティグッズやシャワーカードが無料で貰えるなど、ビジネスホテルのような設備が整っています。
シャワーは同じ車両にあるA寝台利用者専用のシャワー室が使えます。

シングルツイン

シングルツインは補助ベッドを備えた2段ベッドの個室です。基本的には1人用の個室ですが、補助ベッドを使うと2人でも利用する事が出来ます。
また、上段と下段のどちらのベッドからも景色を眺める事ができ、眺めもよさそうです。
1人利用の場合、荷物を置ける場所が多いのも利点です。
ただ、全ての個室が車端部に設置されているため、音や揺れなどが少し気になる恐れがあります。

シングル

シングルはサンライズエクスプレスでは標準タイプとなる1人用個室で、大半の部屋がこのシングルになります。
シンプルな構造の個室で、寝台個室にしては特に狭さを感じません。

部屋のタイプは階上、階下、平屋の3タイプがあります。
窓の形が少しずつ違い、見える景色も違いますね。

ソロ

ソロは寝台個室の中では最も安価な1人用個室で、サンライズエクスプレスの標準となるシングルよりも1000円ほど安くなっています。その分、シングルに比べるとそれなりの狭さを感じます。

テーブルが無く、コントロールパネルにスピーカーが無いため、ラジオを聴くにはイヤホン等が必要です。
個室が密集しているため、シングル等に比べて他の部屋のドアの開閉音が気になる恐れがあります。
全ての個室がモーターを積んだ車両に設置されているため、音が少し気になる恐れがあります。

部屋のタイプは上段と下段の2タイプがあります。

サンライズツイン

サンライズツインは2人用の個室です。
通路側のベッドの頭上に少し張り出しがある他は、シンプルで無理のない構造のため、2人で利用しても寝台個室にしては広さに余裕があります。
全ての個室が階下に設置されているため、揺れが少ないと感じられます。

のびのび座席

ノビノビ座席は、完全に横になって寝る事が出来るにも関わらず寝台料金は不要で、簡易寝台のような感じです。
通路とはカーテンで仕切る事が出来ますが、隣の席との間にはカーテンが無いので席同士をカーテンで仕切る事は出来ません。
ただし、上段、下段ともに窓際には少しだけ仕切りがあります。

毛布は一席ごとに用意されています。枕はありません。

床は硬めです。
また、上段、下段ともに床暖房付きです。
冬でも安心ですね^^

ミニラウンジ

3号車と10号車にラウンジがあります。
通路を中央に挟んだ両側に椅子と机が設置されており、設置部分は2段高いハイデッキとなっています。

「サンライズ」の名前の通り、朝日を見るなら絶対にここで見たいですね。

シャワー室

なんとシャワー室まであるんですね~

シャワー室は3号車と10号車にあります。

シングルデラックス以外を利用の場合は、車内にある販売機で330円のシャワーカードを購入するとシャワー室が使えます。
ボディソープとリンスインシャンプーが備わり、脱衣場にはドライヤーも備わっていますが、タオル等については車内では販売していませんので乗車前に用意しておく必要があります。
シャワーカードはすぐに売りきれてしまうので、乗車したらすぐに購入しましょう。

お湯が出る時間は6分間で、使用途中でお湯を止めている間はカウントも止まります。

料金

寝台列車の料金構成は、運賃+特急料金+寝台料金で構成されています。
なので部屋によって値段が変わります。

今回は東京‐出雲市間に絞って料金比較しました。

区間 東京~出雲市
一人で乗る場合。

(シングルデラックス)
29490円
(運賃:12,210円)
(特急料金:3,300円)
(寝台料金:13980円)

(シングルツイン)
25110円
(運賃:12,210円)
(特急料金:3,300円)
(寝台料金:9600円)

(シングル)
23,210円
(運賃:12,210円)
(特急料金:3,300円)
(寝台料金:7,700円)

(ソロ)
22110円
(運賃:12,210円)
(特急料金:3,300円)
(寝台料金:6600円)

(ノビノビ座席)
16,040円
(運賃:12,210円)
(特急料金:3,830円)
(指定席料金:530円繁忙期/閑散期で+200円/-200円)

二人の場合
(シングルツイン)
46120円(一人23060円)
(運賃:12,210円×2)
(特急料金:3,300円×2)
(寝台料金:15100円)

(サンライズツイン)
46420円(一人23210円)
(運賃:12,210円×2)
(特急料金:3,300円×2)
(寝台料金:15400円)

※2020,06。15日現在

ちなみに、新幹線“のぞみ”(普通車指定席)+特急“やくも”(普通車指定席)を使用した場合は
20,670円
(運賃:12,210円)
(特急料金:6,990円+2,950円の5割引)
※通常期で岡山駅で新幹線と特急(寝台特急)を乗り継いだ場合の、乗継割引を適用した料金。また、10円未満の端数は切り捨て)

のびのび座席が一番安いですね!
友達や夫婦、カップルならツインでもいいかも。
シングルツインだと2段ベッドになるので、サンライズツインの方がゆったり過ごせそうです。

そのほかにかかる料金は、シャワーくらい。
6分330円で使用できます。タオルはないので使用する場合は持参しましょう。

予約方法

1か月前の10時より購入できます。
ネットも窓口も同じです。
ただし、のびのび座席に限り、1か月以上前でも事前予約が可能です。

窓口予約

全国のみどりの窓口にて取り扱っています。
これが一番簡単!
部屋の事など、わからないことも駅員さんに聞きながら予約できますもんね。

ネット予約

ネット予約はJR西日本の「e5489」にて。
ただし、注意しなくてはいけないのが、ネット予約の場合、クレジットカード決済であること、JR東海での切符の受け取りが可能なこと。が条件になります。
関東でしたら東京駅か品川駅のJR東海のみどりの窓口が受け取りになります。
その際、ネットで決裁したクレジットカードを持参しなくてはなりません。

※e5489注意点

e5489で1か月以上先の日程を検索すると、なぜかシングルツインが事前予約できるような画面になるんですね。
これはただの検索画面で、表示されるのはあくまでものびのび座席の事前予約なのですが、サンライズツインやシングルなどを選択しても選択不可とでるのです。
なのでついついシングルツインも予約できるの?と勘違いしてしまいます。

この件について、e5489に問い合わせました。

Q,1か月以上も先の日程を検索しても、シングルツインは表示されるのですが、シングルツインも事前予約できるのですか?

A,事前予約はのびのび座席のみです。その画面から表示されるものはあくまで検索画面であって、予約画面ではないのです。画面をよくみると、普通、とでてますよね。普通とはのびのび座席のことを指します。

Q,そのまま購入画面にすすめますよね?

A,ですから、すすめばわかりますが、そのまま購入されてものびのび座席の事前予約になります。

そんなんわかるかい!!!!!
めっちゃわかりづらい!!!!
このシステム、絶対に直した方がいいですよ!!!!!

と意見を申してきましたw

購入しました

実際に購入しました。

目的の日時の1か月前の午前10時発売なので、10分前に近所のみどりの窓口に到着。
9時57分。みどりの窓口カウンターへ。
10時になる前に入力を済ませてもらい、10時ちょうどに購入してもらいました!

無事にゲット!!

サンライズツインゲットしました。

数分後に予約サイトを見ると、すでにサンライズツイン、シングルデラックスは売り切れになっていました。

やはりみどりの窓口での購入が一番早いですね!

まとめ

料金もいろいろありわかりにくいですが、料金は

16040円(乗車券+特急券)+部屋代

ということです!!!

そして予約はみどりの窓口が一番手っ取り早いです!!!!

1か月前の10時にみどりの窓口へGO!!!

乗車したレポはまたいずれします!!

(一部画像はJR西日本HPよりお借りしました。)

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